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事業再開に向けた従業員の健康や勤務シフトを管理するサービス群、セールスフォースが提供

DIGITAL X 編集部
2020年7月28日

新型コロナ禍での事業再開に向けて、従業員の健康状態や勤務シフトなどを管理するサービス群を米Salesforce.comの日本法人が2020年7月15日から提供している。従業員の健康を管理しながら、3密(密集・密接・密閉)を避けた勤務シフトの作成などを支援する。同日に発表した。

 米Salesforce.comの日本法人、セールスフォース・ドットコムが提供を始めた「Work.com」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で自粛していた企業や組織が、従業員の安全を確保しながら事業再開することを支援するクラウドサービス。同社のCRM(顧客関係管理)サービス「Salesforce Customer 360」をベースに開発された。

 COVID-19対策だけでなく自然災害などを含めた企業のBCP(事業継続計画)の観点から必要なサービスを揃えたという。

 Work,comでは、従業員の健康管理や勤務計画の作成などを支援するために、(1)「Workplace Command Center」、(2)「Employee Wellness Check」、(3)シフト管理、(4)myTrailhead for Employeesの4つのサービスを用意する。

 Workplace Command Centerは、企業や組織の責任者が、事業拠点ごとに従業員などの職場復帰の準備状況を把握するためのサービス。社内アプリケーションと従業員の健康調査データから、職場復帰に向けた意思決定を可能にする。Work.comが管理するタスクの実行やステータスの確認ができる。

 Employee Wellness Checkは、従業員の健康状態のモニタリング・分析に必要なデータをアンケートにより収集するサービス。出社再開の意思決定に必要なデータを提供する。Workplace Command Centerの1機能として用意する。

 シフト管理は、職場の3密(密集・密接・密閉)状態を回避するための勤務シフトの作成・管理サービス。空間的な距離や休憩スケジュールを調整し、オフィスやエレベーターなどでの3密状態を回避できる。Workplace Command Centerとセットで提供される。

 myTrailhead for Employeesは、従業員向けの学習支援サービス。スキルアップにつながるトレーニングや学習、健康プログラムなどのコンテンツを提供する。
職場復帰した従業員への安全方針に関する情報提供にも利用できる。

 これらサービスは、同社のパートナー企業が提供するサービスとの連携もできる。マーケットプレイス「AppExchange」経由でも提供しており、2020年7月15日時点で3社が対応しているという。

 Work.comの利用料金は、Workplace Command CenterとEmployee Wellness Check、シフト管理のセットが1ユーザー当たり月額600円。ベースライセンスとして「Platform Starter(1ユーザー当たり月額3000円)が基本的に必要なほか、管理者用に「Lightning Platform(Administrator)」が最低1ライセンス(月額9000円)必要になる。

 またEmployee Wellness Checkにより健康チェクは最大300回答まで。以後、1000回答ごとに3万6000円がかかる。myTrailhead for Employeesは、1ユーザー当たり月額3000円。なおmyTrailhead for Employeesのみサービスは7月15日以降順次開始する予定である。