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オンライン会議で“立ち話”や“雑談”を可能にするツール、NTTコムが発売

DIGITAL X 編集部
2020年8月13日

オンライン会議において“立ち話”感覚の相談や、アイデアにつながる雑談などを可能にするツールをNTTコミュニケーションズ(NTTコム)が2020年8月31日から販売する。Web会議を使ってのリモートワークでも、現実のオフィスのようなコミュニケーションが可能になるという。2020年8月11日に発表した。

 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の「NeWork(ニュワーク)」は、リモートワークにあっても、現実のオフィスのようなコミュニケーションを可能にするサービス。同僚と気軽に立ち話や相談をしたり、アイデアにつながる雑談をしたりできる環境を実現する。2020年8月11日から事前登録を受け付け、8月31日から提供を開始する。

 立ち話や雑談などは、「バブル」と呼ぶスペースに参加して会話する(図1)。まず自分の居場所である「ワークスペース」にログインすれば、プロジェクトや話題ごとに作成されたバブルに参加できる。新たなバブルの作成もできる。

図1:NeWorkでは、「誰がどこにいて、どんな会話に参加しているのか」が視覚的にわかる(画面は開発中のイメージ)

 バブルでは、誰が参加しているのか分かる。バブルにいないメンバーについても、会話できる状態かどうかがアイコンで表示されるため、1クリックで話しかけられるという。自身の作業に集中したい場合は、会話モードのオン/オフを切り替える。

 多くのWeb会議システムは、事前にスケジュールを調整し、会議用のURLを発行するなどの手順を踏む必要があり、気軽に会話を始めることは想定されていないようだ。NeWorkでは、バブルに参加しているメンバーとは、すぐに会話が始められる。ビデオ通話や画面共有の機能があり、一般的なWeb会議システムとしても利用できる。

 予定する機能強化点として、バブルに参加はせずに内容を聞ける「立ち聞き」や、ワークスペースの参加人数の拡張(当初は50人まで)、テキストチャット、非言語による感情などの表現、AI(人工知能)を使った議事録作成支援サービス「COTOHA Meeting Assist」(NTTコム製)との連携などを挙げている。

 NeWorkの開発においては、NTTコム内外からHCD(人間中心設計)の専門家が参画し、利用者の体験価値を高めるデザイン思考に基づいて進めた。音声・映像の通信には、自社のコミュニケーションプラットフォーム「SkyWay」を使用している。

 NeWorkの利用料金は無料。今後は、利用状況やニーズなどから機能などを検討し、無料版と並行して、有料版の提供も予定する。