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MaaS事業を立ち上げるための開発支援プログラム、MONET Technologiesが提供開始

DIGITAL X 編集部
2020年10月22日

企業がMaaS(Mobility as a Service)事業を早期に立ち上げるためのサービス開発支援プログラムの提供を、モビリティサービスのMONET Technologiesが2020年10月14日に開始した。事業開発ワークショップや、メンターによるサポート、自治体や企業とのマッチングの機会などを提供する。同日に発表した。

 MONET Technologiesの「MONET LABO(モネラボ)」は、企業がMaaS(Mobility as a Service)の事業アイデアを具現化することを支援する会員制プログラム。MaaSに向けた企業間連携を目的にする「MONETコンソーシアム」の加盟企業を対象にし、2020年10月14日から受付を始めている。

 MONET LABOが提供するのは、(1)「人間中心イノベーション」の事業開発ワークショップ、(2)プロフェッショナル・メンターによる事業開発サポート、(3)自治体や企業とのマッチングの機会などである。

 事業開発ワークショップでは、企業がMaaSの事業プランを策定するためのワークショップや、複数の企業がテーマに沿った事業アイデアを創出するワークショップに参加できる。

 メンターによる事業開発サポートでは、MaaSの事業アイデアを練り上げるためのサポートを、ビジネス/サービス/プロトタイプ開発の3分野のパートナーである計7社・37人から受けられる。マッチングでは、MaaSや自動運転の利用に取り組む自治体とのマッチングのほか、MONETコンソーシアムに加盟する600以上の企業などからパートナーを紹介する。

 ほかに、自動運転やMaaSの展望などをテーマにした講演会や、ネットワーキングのためのイベント開催、国内外の動向をまとめたMaaSのレポートを提供する。

 MONET LABOの会費は年額98万円(税別)である。