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AI技術の導入を推進するための人材育成サービス、アシストが開始

DIGITAL X 編集部
2020年11月5日

企業がAI(人工知能)関連技術を導入するに当たり、データサイエンティストの育成や導入プロジェクトを支援するサービスを、アシストが2020年10月30日に開始した。AI導入の課題である人材不足を解消し、AIプロジェクトを事業会社自身が推進できるようにする。同日に発表した。

 アシストの「AI Buddy」は、企業によるAI(人工知能)関連技術導入を支援するサービス(図1)。AI技術を扱えるデータサイエンティストの育成や、プロジェクトの推進などをサポートし、企業がAI関連業務を社内メンバーを中心に進められるようにする。

図1:「AI Buddy」は企業が社内メンバーでAIプロジェクトを推進できるように支援する

 AI Buddyが提供する支援策は、(1)AIプロジェクト開始に向けた初期アセスメントの支援、(2)AIプロジェクト推進の支援、(3)AIモデルのビジネス運用の支援の3つである。

 アシストが2020年9月~10月に実施した自主調査によれば、デジタル関連部門向の55.5%が、AI導入推進にあたっての課題や難しさに「人材不足」を挙げている。

 アシストは、AI Buddyと並行して、リモートでデータサイエンティストを継続的に支援する「AIBoW」も提供する。企業がAIで構築したモデルを業務に適用する段階以降をリモートでサポートする。

 AI Buddyの利用料金は、8日間の初期支援が100万円(税別、以下同様)から。AIBoWは、年間のサービス回数が無制限で420万円である。