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新規事業や製品/サービスをデザイン思考で開発するプロセスの支援サービス、インフォバーングループが提供

DIGITAL X 編集部
2020年11月12日

新規事業や製品/サービスを開発する際のデザインプロセスを支援するサービスをインフォバーンが開始している。サービスデザインの手法と、ストーリーメイキングの手法を使った事業開発を支援する。2020年10月1日に発表した。

 インフォバーンが提供するのは、事業開発、製品/サービス開発に向けたPoV(Proof of Vision)、PoC(Proof of Concept)、PoB(Proof of Business)の各段階を継続的に支援するサービス(図1)。同社のデザインコンサルティング事業部門であるINFOBAHN DESIGN LAB.を通じて提供する。

図1:新規事業開発の各プロセスを継続的に支援する

 具体的には、(1)Making & Meaningと(2)Critical Story Makingの2種類のサービスを用意する。

 Making & Meaningでは、サービスデザインの手法を使った事業開発方法を提供する。新規サービスの事業化に不可欠な「サービスの仮説形成」から「プロトタイプを通した仮説の具現化」そして「仮説検証」のサイクルを回す。

 Critical Story Makingでは、ストーリーメイキングの手法を使って事業開発を支援する。過去の文脈とは切り離された新しい視点を探索する手段を提供する。仮説として考えているアイデアを文字に落とし込むことで、仮説そのものを批判的に捉え直すという。

 サービス提供にあたりINFOBAHN DESIGN LAB.は、デザインをR&D活動そのものとして扱うコンセプト「Design as R&D(DRD)」を定義した。新規の事業や製品/サービスの開発において、重要に扱うべきデザインテーマ(研究課題)の探索から、新しい「意味」のデザイン、個別の製品/サービスへの展開までをカバーする。