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トラックやバスのタイヤ空気圧を遠隔モニタリングするサービス、ブリヂストンのグループ会社が開始

DIGITAL X 編集部
2020年12月8日

トラックやバスのタイヤ空気圧を遠隔モニタリングするサービスを、ブリヂストンのグループ会社でタイヤの卸販売を担うブリヂストンタイヤソリューションジャパンが2020年12月7日に開始した。車両の安全運行や稼働の最大化、メンテナンス性の向上を可能にする。2020年12月4日に発表した。

 タイヤを卸販売するブリヂストンタイヤソリューションジャパン(BTSJ)の「Tirematics」は、トラック/バス事業者の運行管理者が、タイヤの内圧情報を共有できるようにするためのモニタリングツール。タイヤの摩耗や内圧・温度管理などを遠隔でモニタリングし、タイヤに起因するトラブルの未然防止と、車両稼働の最大化につなげる。タイヤメンテナンスに関する整備の軽労働化や経済性の向上も期待する。

 Tirematicsでは、ホイールに専用の内圧警報装置(Tire Pressure Monitoring System)をセットし、タイヤの内圧情報を定期的に計測。異常があれば運行管理者へのアラートをメールで伝える。

 ブリジストンが提供するタイヤ情報の管理ツール「Toolbox」と連携させれば、タイヤに関するデータを一元管理でき、タイヤのライフサイクル全体を管理・分析できるようになるという。

 BTSJはTirematicsの提供により、タイヤの適正な使用をうながし、資源生産性や資源循環の向上、CO2排出量の削減といった社会価値の創造につなげたい考え。中長期事業戦略の成長事業に掲げる「タイヤセントリックソリューション」を実現していく。