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企業内外に分散するデータを統合・分析するためのデータ管理サービス、NTTデータらが提供

DIGITAL X 編集部
2021年1月21日

企業内外に分散するデータを統合し分析するためのデータ管理サービスをNTTデータが2021年1月13日に開始した。データ管理のクラウドサービスを提供する米SnowflakeとBIツールベンダーの米QlikTechの両日本法人との協業で実現する。同日に発表した。

 NTTデータの「Snowflake×Qlikデジタルデータカップリングon A-gate」は、企業の内外に分散するデータを統合し分析するためのデータ管理サービス(図1)。ERP(統合基幹システム)やCRM(顧客関係管理)など、それぞれが管理しサイロ化しているデータをクラウド上に集約することで、業務の自動化や効率化を図ったり、データ駆動型の意思決定を支援する。

図1:「Snowflake×Qlikデジタルデータカップリング on A-gate」の利用イメージ

 本サービスは、データウェアハウスのクラウドサービスを提供する米Snowflakeと、BI(Business Intelligence)ツールを提供する米QlikTechの両製品/サービスを連携して提供する。種々のシステムが管理するビジネスデータをSnowflakeのクラウドサービス上に統合し分析。データの統合にQlikのデータ統合製品を利用する。データウェアハウスへの移行コストを最適化するリファレンスモデルも用意する。

 分析結果は、社内利用だけでなく、外部の協力会社や顧客など、種々の用途に適した形に加工して配信することもできる。

 3社は今後、本サービスを中心に共同で提案し、2025年までに関連ビジネスを含めて90億円規模の売り上げを目指す。