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顧客情報を一元管理するためのマスターデータ管理サービス、米インフォマティカが提供

DIGITAL X 編集部
2021年1月22日

顧客情報の一元管理に向けたマスターデータ管理のクラウドサービスを米インフォマティカが2021年1月11日(現地時間)に発表した。種々のシステムやサービスに分散する顧客データ管理の工数を削減し、CX(Customer Experience:顧客体験)の向上に必要なデータ活用を支援する。

 米インフォマティカの「Customer 360 SaaS」は、種々の業務システムやクラウドサービスなどに分散する顧客データを一元管理するためのマスターデータ管理(MDM:Master Data Management)のクラウドサービスである。

 顧客情報を管理に必要な工数を削減し、複数チャネルに接点を持つ顧客1人ひとりについての分析を容易にし、生産性や販売機会の向上が期待できるという。AI(人工知能)エンジンの「CLAIRE」を使った顧客の関心や行動に応じたデータ分析対象も提案するとしている。

 Customer 360 SaaSは、顧客データの統合から、品質管理、ビジネスプロセスの連携・統合(オーケストレーション)、参照データの管理までの機能を持つ。同社のクラウドプラットフォーム、「Informatica Intelligent Cloud Services」上で動作する。