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コンタクトセンターのコンプライアンスを強化するためのシステム、アイティフォーが販売

DIGITAL X 編集部
2021年1月22日

コンタクトセンターのコンプライアンスを強化するために対話記録を一元管理するシステムをITサービス会社のアイティフォーが2021年1月から販売する。コンプライアンス違反を検知し未然に防ぐことで企業リスクを軽減する。2021年1月13日に発表した。

 アイティフォーが販売する「コンプライアンスセンター」(米NICE製)は、対話記録の保管状態を管理することでコンタクトセンターのコンプライアンスを守るためのシステム。関連業務の自動化を図り、業務の効率化や人材コストの削減を支援する。

図1:「コンプライアンスセンター」の概要

 コンプライアンスセンターは、通話録音機能「NICE Engage Platform」(同)のオプション機能として提供する。顧客との対話記録がルールに則って管理されているか、適切な範囲と保存期間で管理されているかなどを一元的に管理する。保存期間が終了したデータや顧客から削除要請のあったデータは、事前に設定した承認フローに基づいて削除できる。

 一連のフローについて、いつ、誰が、どこで、何をしたのかの監査証跡を残せる。センシティブなデータへのアクセス規制や、アラート機能によりコンプライアンス違反を未然に防止することもできる。