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顧客に送信したメールやSMSの閲覧状況を分析するサービス、金融機関向けに富士通が発売

DIGITAL X 編集部
2021年1月27日

顧客に送ったメールやSMS(ショートメッセージサービス)などの閲覧状況を分析するサービスを富士通が2021年1月18日に発売した。金融機関での利用を想定し、営業担当者が顧客の興味を効率的に把握できるようにする。同日に発表した。

 富士通の「FUJITSU Finplex 顧客エンゲージメント強化サービス eXgrow」(Finplex eXgrow)は、顧客にメールやSMS(ショートメッセージサービス)で配信したコンテンツの閲覧状況をトラッキングし、分析するサービス(図1)。金融機関で営業担当者が顧客1人ひとりのの興味の対象を分析するのに要する時間を削減する。

図1:「FUJITSU Finplex 顧客エンゲージメント強化サービス eXgrow」の概要

 eXgrowは、顧客がコンテンツを閲覧したかどうかから、閲覧した場所、閲覧した時間などを分析し可視化する。コンテンツを送付手段としては、メールとSMS、メッセージングアプリに対応する。コンテンツ自体に可視化する機能を付与することで、専用アプリケーションは不要である。

 PDFコンテンツに対しては、顧客が閲覧した状況をヒートマップとして表示する「トラッキングPDF機能」を持つ(図2)。閲覧時間、タップ数、ピンチイン/アウトなどの操作情報を分析して表示できる。PDFコンテンツの操作を動画で再現することも可能だ。

図2:「トラッキングPDF機能」を使ったヒートマップ分析の例

 Finplex eXgrowは、金融機関向けのマーケティング基盤である「Eltropy」(米Eltropy製)と、PDFの操作ログ分析ソフトウェア「SkyPDF TrackingAPI」(スカイコム製)を組み合わせて開発した。

 Finplex eXgrowの利用料金は個別見積もり。富士通は2023年度末までに、Finplex eXgrowで13億円の売り上げを目指す。