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車両や産業機械などの動きを地図上で確認するためのMaaS基盤、NSWが提供開始
2021年2月2日
車両や産業機械の動態情報を取得し、地図上でリアルタイムに確認するためのMaaS(Mobility as a Service)基盤の提供を、日本システムウエア(NSW)が2021年1月20日に開始した。車両や産業機械の運行/稼働状況を管理・可視化する。同日に発表した。
日本システムウエア(NSW)の「NSW-MaaSプラットフォーム」は、車両や産業機械の位置情報を取得し、その動態を地図にリアルタイムで表示するための基盤製品である(図1)。物流業や製造業における車両や産業機械の運行・稼働状況の管理を可能にする。
NSW-MaaSプラットフォームの利用者は、位置情報に配送業務の進捗ステータスや機器の製造番号といった現場の情報を連携させることで、各種サービスを提供できるようになる。例えば、観光や交通サービスにおける移動の最適化、物流業における車両管理の効率化などだ。
管理対象は、車両や産業機械ほか、スマートフォンやタブレットなどのデバイス、ハンディターミナルやヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの業務用端末など、位置情報が取得できる機器。
機器には専用アプリケーションをインストールするかWeb API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使うことで、位置情報や、任意のステータスや属性情報を付与した現場情報をMaaSプラットフォームに送信できるようになる。