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マンション住民を対象にした家電連携などのIoTサービス、オプテージが開始

DIGITAL X 編集部
2021年2月8日

マンションにおいて家電や照明などの遠隔操作を可能にするIoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービスを関西電力の通信子会社オプテージが2021年2月1日に開始した。共用施設の予約なども可能にする。同日に発表した。

 関西電力の通信子会社オプテージが提供する「スマートホームIoTサービス」は、マンション住民に対し、家電や照明などをスマートフォン用アプリケーションから操作できるようにするサービス(図1)。マンション各戸(専有部分)での操作のほか、共用部分の施設予約や施解錠などもできる。

図1:「スマートホームIoTサービス」が提供する機能の例

 居室内の家電は、宅内のスマートリモコンと、専用のスマホアプリを使って操作できる(図2)。環境センサーで温度・湿度・照度を感知し、自動的に空調や照明などを調整したり、スマホのGPS機能と連動しマンションに一定距離以内に近付くとエアコンを稼働させたり風呂に湯を入れたりができる。

図2:スマートフォン用アプリケーションの画面例

 リモコン非対応の家電類やカーテンも、専用の「スマートプラグ」に変えたりカーテンレールにモーターを取り付けたりすれば操作できる。

 スマートカメラを通してペットなどをの様子を外出先から監視したり、かけ忘れた玄関のカギを遠隔から施錠したりも可能だ。

 スマートホームIoTサービスは、導入から運用・保守・サポートまでをオプテージが一括で提供する。同サービスは、大和ハウス工業が大阪市西区に建設中の環境対応マンション「プレミストタワー靱本町」(2023年2月竣工予定)の全戸導入が決まっている。