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スポーツチームを中心にした地域創生を地域通貨で活性化するファン向けツール、canowが開発

DIGITAL X 編集部
2021年2月16日

地域のスポーツチームを核に地域創生を図るためのファン向けマーケティングツールを、仮想通貨を使うデジタルマーケティングを手がけるcanowが開発した。チーム独自の地域通貨を発行し地域経済の活性化を図るとともに、ファンの購買データに基づいて地域企業や店舗の課題を可視化する。2021年2月3日に発表した。

 仮想通貨を使うデジタルマーケティングを手掛けるcanowの「YELLtum(エールタム)」は、地域のスポーツチームを中心に地域創生につなげるためのスポーツファンを対象にしたマーケティングツール(図1)。チームとファン、ファンと地域店舗といった関係性を可視化し、地域経済の活性化を支援する。

図1:ファンの行動履歴や地域企業・店舗からのデータを分析する

 YELLtumを使った地域の活性化では、チーム独自の地域通貨となる「エール」を発行する。ファンがスタジアム周辺の店舗や地域企業で使えるほか、チームや選手の評価・応援にも使える。エールは、ブロックチェーン上で発行するトークン(代用貨幣)を前払い式の支払い手段として利用する。

 エールの利用状況からファンのチームへの応援を可視化することで、ファンとチームや選手とのコミュニケーションの活発化や、スタジアムを中心とした地域経済の活性化、チームと地域とファンの一体感の醸成が図れるという。チームが地域の発展に貢献してきた実績も可視化できるとしている。

 ファンの行動履歴に基づき地域の企業や店舗が持つ課題も可視化することで、具体的な対策の立案を支援する。

 canowは今後、エールの利用に関する規制などについて政府・行政と協議しながら、スポーツチームを募集しYELLtumの実証実験に取り組みたい考え。YELLtum利用時の初期費用は無料である。