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サブスク事業への適応度を100の質問で評価するサービス、クニエが開始
2021年3月4日
サブスクリプション(サブスク)事業へ参入したい企業の適応度を100の質問で評価するサービスをコンサルティング会社のクニエが2021年2月15日に開始した。同評価を元に事業化に向けたコンサルティングを提供する。同日に発表した。
コンサルティング会社のクニエが開始した「サブスク診断サービス」は、サブスクリプション事業の導入や新たな事業化に取り組みたい企業が、必要な項目を満たしているかを評価するサービス。サブスク事業が自社ビジネスに合致するのかを見極められるという。
評価は、100の質問項目を持つ「サブスク問診ツール」を使ってコンサルタントが実施する。同ツールは、サブスク事業経験者への調査から得た失敗要因の分析と、サブスク事業のコンサルティング経験を元に独自開発したもの。3つの評価項目と10の評価観点を持っている。
近年、継続的な売り上げが期待できるサブスク事業に注目が集まっている。一方でサブスク型サービスの増加に伴い、会員数が伸び悩んだり事業撤退したりする事例も増えている。
実際、クニエがサブスク事業経験者828人を対象に実施した調査では、サブスク事業者の91%が「最も重要なKPI(重要業績評価指標)の達成率に対し100%に満たない」という結果だった。同社が2020年7月に発表した新規事業の実態調査における同様の質問への回答(79%)と比較すれば、サブスク事業は他の新規事業より失敗する割合が高い傾向にあるという。
クニエでは、 サブスク診断サービスの評価を元に、サブスク事業の構想策定から導入・展開、サービス開始後の改善までのコンサルティングサービスを提供することで、サブスク事業の成功を支援するとしている。