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画像判定用AIシステムの開発用ワークステーション、東京エレクトロン デバイスが発売

DIGITAL X 編集部
2021年4月29日

画像判定するAI(人工知能)システムを開発するためのワークステーションを東京エレクトロン デバイスが2021年4月14日に発売した。専門知識なしに判別モデルを作成できるアルゴリズムを搭載する。同日に発表した。

 東京エレクトロン デバイスが発売した「MMEye Box」は、画像判定のためのAI(人工知能)システムを開発するためのワークステーション(図1)。ディープラーニング(深層学習)の独自アルゴリズム「MMEye」(YE DIGITAL製)をワークステーション「Precision3640」(米DELL Technologies製)にインストールして提供する。YE DIGITALは安川グループのIT会社である。

図1:「MMEye Box」の外観(左)と利用イメージ

 MMEye Boxでは、画像判別用のモデルを、多様な視点から作成・検証することで、目的に応じたAIシステムを開発できるという。オンプレミスで動作するため、開発中に画像データを社外に持ち出す必要がないため安全性が高いとしている。

 MMEye Boxの価格は480万円である。