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指定エリアの人口推移を日単位・時間単位で確認できるサービス、ヤフーが開始

DIGITAL X 編集部
2021年5月26日

指定エリアにおける人口推移や属性を、1日単位や1時間単位で確認できる機能を、ヤフーが事業者向けデータソリューションサービスに2021年5月12日に追加した。飲食店や小売店などの出店計画や自治体の新型コロナ対策といった用途に利用できる。同日に発表した。

 ヤフーの「DS.INSIGHT」は、Yahoo! JAPANが持つビッグデータをブラウザー上で調査・分析できる事業者向けのデータ分析サービス。データをダウンロードし、社内外のデータと組み合わせた分析もできる。今回、人流データを扱う「DS.INSIGHT Place」に、人口推移や属性などを1日単位や1時間単位で確認できる機能を追加した(図1)。

図1:操作画面のイメージ(実際の画面とは異なる)

 指定エリアの滞在人口をヒートマップでは、データを日単位・時間単位で可視化できる。日付と時間帯は同月内で、それぞれ最大3つまで指定でき、それらを比較して確認できる。

 人口推移の時間単位の可視化では、対象者が住民なのか来訪者なのかの別や、性別、年代などの属性別に表示する。来訪元も分かる。市区町村もしくは都道府県単位で来訪元のランキングを日単位で可視化することもできる。

 DS.INSIGHTの利用料は、初期導入費用が12万円(税別、以下同)、月額10万円で100ライセンスまで利用できる。