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機器や装置を一元管理するためのクラウドサービス、オプティムが提供へ
2021年5月31日
ネットワーク上にある機器や装置を一元管理するためのクラウドサービスを、AI(人工知能)技術などを手がけるオプティムが2021年8月に開始する。稼働状況を可視化し、トラブルの予防予知や早期復旧、保守コストの削減などを可能にする。2021年5月14日に発表した。
オプティムが2021年8月に開始する「OPTiM IoT」は、ネットワークに接続された機器や装置など、いわゆるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)デバイスを一元管理・運用するためのクラウドサービスである。2021年7月からサービス利用の申し込みを受け付ける。
OPTiM IoTでは、ドローンや監視カメラ、建機・農機、各種センサー、産業用ロボットなどの稼働状況を示すデータを収集し可視化し、データに基づいてアラートをメールで通知したり、機器や装置を遠隔制御したりを可能にする(図1)。不具合やトラブルの発生予知や、発生後の早期復旧が可能になり、ダウンタイムの最小化や保守コストの削減を支援する。
機器や装置の稼働データは、エッジサーバーやIoTゲートウェイに集め、そこでAI(人工知能)技術を使って分析した後にクラウドに送信する。クラウド上で稼働状況を一元的に可視化し、現場で起こっているだけでなく、使われていない機器や設備の把握もできる(図2)。
セキュリティ対策としては、多要素認証や監査ログ、暗号化通信、不正アクセス防止機能などを用意する。クラウドサービスの提供に向けてオプティムは、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)/ISO27001の認証を取得している。