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オフィスや工場での位置検知による接触者トレース機能など、立山科学ハイテクノロジーズが発売

DIGITAL X 編集部
2021年6月7日

オフィスや製造現場を対象にした位置検知の仕組みを使った接触者トレースなどの機能を、立山科学ハイテクノロジーズが2021年5月25日に発売した。同日に発表した。安全衛生管理や入退室管理に利用できる。

 立山科学ハイテクノロジーズは、アクティブRFID(ICタグ)を使った位置検知の仕組みとして「位置検知統合プラットフォームtheams」を提供している。今回、同仕組みを使った「theams ウイルス感染対策支援システム」で接触者トレース機能を更新、「theams 入退場システム」ではバーコードによる入退機能を追加した。

 ウイルス感染対策支援システムでは、密集・密接対策として人が多く滞在している場所を検知・通知するもの。接触者トレース機能では、従業員同士の接触時間を分析し、接触の都度表示する。これまでは1日の接触時間の合計値を表示していた。

 一方、入退場システムはハンズフリーでの入退を可能にするもの。これまでのQRコードに加え、バーコードにおよる入退場管理に対応した。事前登録した訪問者に入場用バーコードを配信し、訪問時は、そのバーコードをかざすだけで入場を許可する。

 theamsは、種々のデバイスを接続できるプラットフォーム。個人や部署単位での移動履歴を可視化しての動線分析や、災害発生時の従業員位置を管理者にメールで通知したりができる。