新規事業の創出に取り組む人材の育成サービス、クニエが開始

　クニエの「新規ビジネス創出研修サービス」は、「新規ビジネスを企画できる人材」（クニエ）を育成するための研修サービス。新規事業の企画立案からビジネスの立ち上げまでの間に、自社の特性に応じて推進するためのコツや力を身に付けられるよう、デジタルトランスフォーメーション（DX)に取り組む際に使われているフレームワークやアイデアの発想法などについて、より実践的なノウハウを提供するという（図1）。

図1：「新規ビジネス創出研修サービス」の研修スタイル

　研修サービスでは、受動的な講義ではなく、能動的に考えるスタイルを取る。受講者は研修前に自社での新規ビジネスに関する企画の素案を作成し、それを研修によって成熟させながら、経営層に上申できる品質にまで引き上げるという。そのためカリキュラムは、新規事業の企画書に盛り込むべき項目を網羅しているとする（図2）。

図2：「新規ビジネス創出研修サービス」の3日間のカリキュラム

　DXに注目が集まる中で、さまざまなデータにアクセスし活用することで容易に新規事業を提供できる環境がそろっている。その一方、顧客の課題を捉えた新しい価値を創造し、実際に市場に浸透させる状態を創り上げるためには、

　なおクニエでは今後、研修サービスに続き、企画案を実際の取り組みにまで練り上げるまでを共創型で進める「伴走支援サービス」の提供も予定する。