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コンタクトセンターにおける音声データの統計分析機能、S&Iが追加

DIGITAL X 編集部
2021年6月23日

コンタクトセンターでの顧客とオペレーターの会話内容を統計分析するための機能を、対話内容を音声認識しナレッジ化を図るためのサービスを提供するエス・アンド・アイ(S&I)が追加した。「VoC(Voice of Customer:顧客の声)」の分析や応対品質の向上に利用できる。2021年6月8日に発表した。

 エス・アンド・アイ(S&I)の「AI Dig(エーアイ・ディグ)」は、コンタクトセンターでの顧客とオペレーターの会話内容を音声認識によりデータ化し、そこから問い合わせ内容に対する回答候補を提案するサービス。オペレーターの応対支援サービスとして2018年より提供している。

 今回、データ化した対話内容に対し、統計的に分析する機能を追加した。問い合わせ内容の傾向や、オペレーターの応対品質などを可視化することで、新たな気づきが得られるとする。応対内容を様々な角度から分析・可視化するためのダッシュボードを用意する(図1)。

図1:統計分析機能が用意する分析ダッシュボードの画面例

 分析結果は、オペレーターの対応状況の把握・評価などにも利用できる。在宅勤務などのリモート対応を含め、コンタクトセンター全体の状況を可視化できるという。

 統計分析機能はAI Digのオプションとして提供する。利用料は月額15万円から。