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エリア内乗り放題のドライバー付きカーシェアリングサービス、WILLERがサブスク型で提供

DIGITAL X 編集部
2021年7月6日

ドライバー付きカーシェアリングサービスを、エリア内なら乗り放題になるサブスク型サービスを、高速バスの運行などを手掛けるWILLERが提供する。まずは京都府京丹後市で2021年6月30日から、東京渋谷区で同7月1日から、それぞれ開始した。2021年6月17日に発表した。

 高速バスなどを運行や地域のモビリティサービスなどを手掛けるWILLERが手掛ける「mobi」は、ドライバー付きのカーシェアリングサービス(図1)。指定エリア内の乗降なら月額5000円で乗り放題になるサブスクリプション型サービスとして提供する。まずは京都府京丹後市で2021年6月30日から、東京都渋谷区で2021年7月1日から、それぞれ運行を開始する。

図1:サブスク型ドライバー付きカーシェア「mobi」の走行車両(左)と利用画面の例

 mobiは、専属ドライバーが運転しエリア内を巡回している自動車をシェアリングするサービス。子供や老人など車を運転できない人でも1人で利用でき、共有タクシーのように使える。サブスク型のため現金不要で乗降できる。ただし指定エリア外での乗降はできない。

 乗車時は、専用のスマートフォン用アプリケーション「mobi Community Mobility」を使って予約する。平均10分程度で乗車指定地点に車が到着する。移動ルートは、予約状況に応じてAI(人工知能)技術により最適なルート・運行スケジュールを算出する。

 mobiの月額料金は5000円。同居家族を6人まで、1人当たり500円で追加登録ができる。友達など会員外も一定の料金を支払えば同乗できる。