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紫外線の強さの予測値をサービスに取り入れるためのAPI、ウェザーニューズが提供

DIGITAL X 編集部
2021年7月26日

紫外線の強さの予測値などを自社サービスなどに取り込むためのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)をウェザーニューズが2021年6月29日から提供している。同社が独自に開発した紫外線指数と紫外線の強さの予測値を外部から利用できる。アパレルや化粧品などの商品レコメンドといった利用を想定する。同日に発表した。

 ウェザーニューズの「紫外線予報API」は、1kmメッシュ・1時間単位の紫外線予測を提供するためのAPI API(アプリケーションプログラミングインタフェース)。紫外線の強さを5段階で指標化した独自の「紫外線指数(UVインデックス)」と、紫外線強度の予報データを提供する(図1)。企業向け気象データサービス「WxTech(ウェザーテック)」の1サービスになる。

図1:「紫外線予報API」が提供する1kmメッシュの紫外線予測。図は東京都のUVインデックスの例

 UVインデックス/予報データは、必要な地点の緯度・経度、時間を設定して取得する。紫外線対策をうたう商品を扱う企業において、販売促進や動向分析、広告、製品開発などに利用できるとしている。

 ウェザーニューズによれば、すでに一部企業が利用を始めている。例えば、あるアパレル企業は、紫外線の強さに合わせた商品リコメンドに、ある化粧品メーカーは紫外線データとUV対策化粧品の売り上げの相関分析に、それぞれ利用しているという。