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需要予測に使うTwitterの集計データサンプル、NTTデータがAI分析基盤DataRobotのユーザーに提供

DIGITAL X 編集部
2021年7月28日

NTTデータは、AI(人工技術)技術を使ったデータ分析基盤「DataRobot」の利用企業に対し、Twitterデータの中から事前に加工したTwitter集計データサンプルの一部無償での提供を開始した。DataRobotの利用企業は、Twitter集計データサンプルを使った需要予測モデルの検証に利用できる。2021年7月9日に発表した。

 NTTデータは2012年から、Twitterの全データをデータ分析用に販売してきた。このほど、AI(人工技術)技術を使ったデータ分析基盤を開発・販売する米DataRobotと「データパートナー契約」を締結。DataRobotの利用企業に対し、同基盤上ですぐに利用できる形式に前処理した「Twitter集計データサンプル」の一部無償での提供を開始した(図1)。

図1:「データパートナー契約」によるサンプルデータ提供の概念

 データパートナー契約により、国内に200社以上あるDataRobot利用企業は、DataRobotが持つ「データ共有機能」を使って、Twitter集計データサンプルを契約手続きなしに取得・利用できる。

 取得したデータは「自動特徴量生成機能」により、自社データと組み合わせたAIモデルを構築できる。これにより、データのクレンジング処理などの前処理コストを抑えながらSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)データを用いた需要予測モデルを短期間に検証・評価できる。

 サンプルデータは無償で利用できるため、検証後にデータが持つビジネス的価値を定量的に評価し、必要なデータの購入が判断できるとしている。

 オプションで「データ活用支援サービス」を用意する。データサンプルではなく、より精度の高いモデルを構築するために必要なデータの調達や検証を支援する。

 NTTデータによれば、メーカーや小売・流通事業者の多くは消費者トレンドを把握するため、SNSなどの社外データを使った将来の需要推定に力を入れている。しかし、社外データの価値が不明瞭なままにコストをかけて導入するのは難しい。さらに、AIシステムとして活用するには、データクレンジングなどの加工技術が必要なことも負担になり、予測モデルの生成が難しいのが実状だという。