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コワーキングスペースや自社オフィスの予約・利用を可能にするサービス、ソフトバンク子会社のオファーズが開始

DIGITAL X 編集部
2021年8月3日

提携企業などが提供するコワーキングスペースや自社オフィスの時間単位の利用を可能にする法人向けサービスをソフトバンクの子会社のオファーズが2021年7月19日に開始した。同日に開始した。

 ソフトバンクの子会社のオファーズ「Workus(ワーカス)」は、コワーキングスペースなどを時間単位で予約・利用するための法人向けサービス。契約企業の従業員などに専用のスマートフォン用アプリケーションを提供し、利用可能なワークスペースを時間単位で予約・利用できるようにする(図1)。

図1:「Workus」のスマホアプリの画面例

 自社の本社・支社などオフィスエリアをWorkusに登録すれば、Workusの予約およびチェックイン機能を使って、それらスペースの利用予約も可能になる。将来的には、従業員同士がそれぞれが利用する拠点を確認できる機能や、利用企業間のビジネスマッチングを促すサービスなども追加する予定という。

 企業の管理者は、専用画面から各コワーキングスペースおよび自社オフィスの利用状況を確認できる。自社オフィスについては、利用率の低いオフィスを縮小するなど、利用効率を高めるための検討材料にもなるとしている。

図2:「Workus」の管理車用画面の例

 サービス開始時点で利用できるコワーキングスペースは、WeWorkが宮城県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県で提供する33拠点。今後は、ホテルの客室などの種々の業態のワークスペースを利用可能にしたり対象エリアを拡大したりする予定である。

 Workusの利用料金は月額10万7800円(税込)。コワーキングスペースの利用料金は別途かかる。