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自社業務への画像認識技術利用の適否を検証できるサービス、モルフォAIがトライアル版を提供

DIGITAL X 編集部
2021年8月20日

自社業務に画像認識技術を適用した際に効果が得られるかどうかを簡易に検証するためのサービスのトライアル版を、AI技術などを研究開発するモルフォ傘下のモルフォAIソリューションズが2021年8月2日から提供している。導入前のPoC(概念検証)を短期化できるとする。同日に発表した。

 モルフォAIソリューションズの「Beetle(仮称)」は、自社業務においてモルフォが用意する画像認識技術が利用できるかどうかを簡易に検証するためのサービス(図1)。まずはトライアル版として提供する。実導入に向けたPoC(概念検証)を同社比で期間を約6分の1、コストを約10分の1にできるという。

図1:「Beetle(仮称)」のイメージ

 Beetleでは、企業が持つ画像データをアップロードすれば、物体検出などのAI(人工知能)モデルが有効かどうかを検証できる。用意するAIモデルは、物体検出において140カテゴリ以上の物体を検出できるとする。

 検証は、インターネットに接続できれる環境があれば、PCやスマートフォンから実施できる。今後は、オンプレミスで動作するデスクトップ用検証システムの提供を予定し、現場のみでの検証を可能にするという。