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ビジネス上の課題をデータから見出す診断サービス、澪標アナリティクスが開始

DIGITAL X 編集部
2021年8月23日

ビジネス上の課題をデータ分析から見いだすサービスを、TISインテックグループの澪標アナリティクスが2021年8月5日に開始した。企業が保有するデータを分析しレポートを作成する。同日に発表した。

 TISインテックグループでデータ分析などを手掛ける澪標アナリティクスの「初期診断パッケージ」は、企業が持つビジネス上の課題を、データ分析によって可視化するサービス(図1)。AI技術や機械学習などによるデータ分析に対し心理的・予算的ハードルを感じている企業を対象に提供し、課題を示すとともに、デー分析で深堀すべき領域に当たりを付けるという。

図1:初期診断パッケージによるレポートアウトプットイメージ

 初期診断パッケージでは、澪標アナリティクスのアナリストが、企業が持つ会員データや従業員データなどを分析する。データの分布などの特徴から、例えば会員管理におけるステージを見出し、ステージ間の遷移率などを定量化する。

 レポート提供までを1~1.5カ月で実施する。澪標アナリティクスによれば、従来のデータ分析プロジェクトでは最短でも3カ月程度の期間が必要で、その間のアナリスト費用が人月単価ベースで発生していた。

 初期診断パッケージの価格は300万~500万円(税別)。要件やデータ量などにより変動する場合があるという。