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データ分析に必要なエンジニアのスポットサービス、DataCurrentが提供開始
2021年9月9日
企業がデータ分析に取り組む際の技術的な課題をデータ専門のエンジニアがスポットで支援するサービスを、マーケティング関連のデータ活用などに取り組むDataCurrentが2021年8月31日に開始した。勉強会からプログラムの開発、機械学習の支援などを提供する。同日に発表した。
CDP(Customer Data Platform)の構築・運用などマーケティング関連のデータ活用などに取り組むDataCurrentの「Data Engineer Hub」は、データ分析における技術的な課題を同社のエンジニアがスポットで支援するサービス(図1)。種々のスキルや経験を持つエンジニアが対応するという。
提供できる支援策は、(1)個別勉強会やセミナー実施、(2)エンジニアリング支援、(3)機械学習実務支援の3つ。勉強会では、業界動向などが対象になる。
エンジニアリング支援では、カスタムJavaScript作成やデータパイプラインの構築、Pythonによるデータの前処理などを、機械学習実務支援では、行動履歴などオーディエンスデータの拡張や入力データのコンサルティングなどが可能としている。
サービス提供時には、案件やプロジェクトの概要をヒアリングしたうえで、必要なスキルを持つエンジニアを選定し、条件に合わせた見積もりを提示する。
DataCurrentによれば、企業がデジタル化を推進する一方で、デジタル人材の確保と育成が多くの企業が抱える課題の1つで、特にデータエンジニアリング領域においては、その傾向が顕著に現れている。
Data Engineer Hubの利用料金は5万円から。ただし内容によって料金は変化するため都度見積もりになる。