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医療機器のセキュリティ認証取得を支援するサービス、日立ソリューションズ・クリエイトが開始

DIGITAL X 編集部
2021年9月16日

メーカーなどが医療機器のセキュリティ認証を取得する際の支援サービスを日立ソリューションズ・クリエイトが2021年9月8日に開始した。正式な申請の前に実施する診断により、認証取得に向けた課題を確認する。同日に発表した。

 日立ソリューションズ・クリエイトが開始した「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」は、医療機器におけるセキュリティ認証の取得を支援するサービス。事前の診断で課題の有無を確認し、確認できた課題への対策を助言する。

図1:「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」の流れ

 事前の診断では、脆弱性を起こしやすいデータなどを意図的に送り込んでテストする「ファジング診断」などを実施する(図2)。これまでにグループ企業が扱う医療機器を対象に実施してきたセキュリティ診断・向上支援での経験やノウハウ、独自の診断ツールなどを活用し、専任技術者が要件を分析し、対象の医療機器に合わせたテスト内容を構築するという。

図2:「医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービス」におけるファジング診断のイメージ

 ファジング診断では、対象機器の特定機能に絞ったセキュリティ診断や、脆弱弱性への対策を打った後の再確認などにも対応する。

 第三者によるセキュリティ診断のため、セキュリティ上の課題の確認が徹底できるうえ、本サービスでは、課題の報告に加え、対策についても助言するとしている。

 日立ソリューションズ・クリエイトによれば、医療システムは近年、デジタル化/ネットワーク化が進展しているものの、医療機器自体のセキュリティ対策は十分とは言えず、医療機関へのサイバー攻撃が国内外で増加している。

 医療機器は今後も高機能化/ネットワーク化が進むと予測され、情報セキュリティ対策の重要性は高まっていく。米食品医薬品局(FDA)が医療機器認証規格「UL2900-2-1」を採用したように、日本でも今後、機器認証への適合が重要視されるという。

 医療機器認証取得向けサイバーセキュリティ支援サービスの利用料金は、個別見積になる。