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ExcelでQ&A内容を作成できるチャットボット、システム開発のDigitalismが発売

DIGITAL X 編集部
2021年10月20日

表計算ソフトのExcelを使って1問1答式のチャットボットの開発できるサービスを、システム開発を手掛けるDigitalismが2021年10月12日に開始した。生成されたコードをWebページに埋め込んで利用する。同日に発表した。

 システム開発会社Digitalismの「NoCodeBot(ノーコードボット)」は、一問一答式のチャットボットをプログラミングなしで開発するためのサービス。表計算ソフトのExcel形式で提供されるテンプレートを埋めるだけで、質問に対する回答を作成できる(図1)。複雑な応答は不要だが、早く安価にチャットボットを利用したい企業などに適しているとする。

図1:「NoCodeBot」の申し込み画面と作成できるチャットボットのイメージ

 NoCodeBotではまず、同サイトからExcel形式の「QAフォーマット」をダウンロードする。Q&A内容を記入したExcelファイルをアップロードするとともにメールアドレスを入力する。支払に関するメールが届くので、支払い情報を登録すれば、数日以内にチャットボットのURLが受け取れる。

 構築したチャットボットはHTMLコードとJavascriptのコードとして提供されるので、それをWebサイトに埋め込めばチャットボットとして利用できる。LINEやSlack、Facebook Messengerにも対応する。

 オプションで、要件に沿ってDigitalismのエンジニアが個別開発する「Customize plan」も用意する

 NoCodeBotの利用料金は、Q&Aの組み合わせは無制限で月間1万リクエストまで使える「Standard plan」が月額4万円。商用利用もでき登録から30日間は無料で試せる。Customize planの料金は個別見積もりになる。