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日々の健康状態を示すパーソナルヘルスレコード(PHR)を管理するスマホアプリ、サワイグループHDが提供開始

DIGITAL X 編集部
2021年10月26日

日々の健康状態を示すパーソナルヘルスレコード(PHR)を管理するためのスマートフォン用アプリケーションをサワイグループホールディングスが提供を開始した。利用者はPHRを自身で記録・管理できる。スマホアプリと関連サービスは、グループの沢井製薬が運用し、医療機関への展開も図る。2021年10月18日に発表した。

 サワイグループホールディングスが提供を開始した「SaluDi(サルディ)」は、日々の健康状態を示すパーソナルヘルスレコード(PHR)を管理するためのスマートフォン用アプリケーション(図1)。2021年5月に発表した新中期経営計画「START 2024」に掲げた「医薬品のみならず、医療・健康情報の提供や活⽤により、人々の暮らしや健康、QOL向上に貢献」を実現する取り組みの第1弾になる。

図1:スマホアプリ「SaluDi(サルディ)」の画面例

 SaluDiの基本機能は、パーソナルヘルスレコード(PHR)の管理だ。未病・予防の観点から、現状は健康な人にも健康の維持・増進のためのPHRの記録ツールとして提案する。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスや他のアプリケーションなどと連携してのデータ入力や、調剤明細書に記載のQRコードからの服薬情報の登録にも対応する。

 管理できるデータは、バイタルデータが血圧と体重、体温、酸素飽和度、HbA1c。生活記録としては歩数と食事写真、 摂取カロリー、お薬ノート、一日の活動記録になる。 検診検査データと問診内容も記録できる。

 医療機関が提供するオンライン診療システムとも連携する。SaluDiから診療を予約したりオンライン診察や栄養指導などを受けたりが可能になる。オンライン診療を受けるには別にオンライン通話用アプリケーションをインストールする必要がある。

 疾病や健康維持・増進に向けて提供している情報サイトとも連携する。具体的には、高血圧症や脂質異常症など身近な疾病に関する解説や日常生活で実施できる対策などを医師の監修に基づいて紹介する「情報ライブラリ」や、健康維持・増進のための情報などを提供する「サワイ健康推進課」に直接アクセスし、参照できる。

 ちなみにSaluDiは、イタリア語の「Salute(健康)」と「Disco(記録)」からの造語で、PHRおよび個人の健康関連データを一元管理・見える化できるというコンセプトにちなんでいるという。