• News
  • 共通

非対面でのB2B営業を支援するサービス群、インテックが開始

DIGITAL X 編集部
2021年12月17日

B2B(企業間)事業を手掛ける企業の非対面での営業活動を支援するサービス群をTISインテックグループのインテックが2021年11月から提供している。コロナ禍で求められる営業活動に向けて、現状の課題調査から営業支援ツールの導入までを支援する。2021年11月11日に発表した。

 インテックの「営業DXソリューション」は、B2B(企業間)事業を展開する企業に向けた営業支援のためのサービス群。インテック自身が取り組んだ成功事例を標準モデルにし、営業活動における現状の課題解決から改善までを支援する。具体的には、オンライン商談やウェビナーなど非対面でのインサイドセールス活動の強化を図る。

 営業DXソリューションが提供するインサイドセールスの支援サービスには、(1)導入診断、(2)導入コンサルティング、(3)BPO(Business Process Outsourcing)/導入SI、(4)改善支援の4つがある(図1)。

図1:「営業DXソリューション」のサービス範囲

 導入診断では、インサイドセールスの導入に向けて解決すべき課題を診断・調査する。アンケートと個別インタビューを実施する。

 その結果に基づき、導入コンサルティングを実施する。効率的・効果的なインサイドセールスやデジタルマーケティングの戦略立案・導入計画を策定する。セッション形式でのミーティングを経て、結果をレポートにまとめて提供する。

 コンサルティング結果の実現策として、BPOの提供またはシステム導入を支援する。BPOでは、必要なインサイドセールス業務全般を代行する。システム導入では、ABM(Account Based Marketing)基盤や名刺基盤、MA(マーケティングオートメーション)ツール、CDP(Customer Data Platform)、電子契約・請求書ツールなどを対象にする。

 改善支援では、実施したインサイドセールスの結果とプロセスを評価し、より良い仕組みや運用の高度化に向けた改善活動を支援する。

 インテックによれば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、社会環境や経済環境が劇的に変化し、多くの企業が営業活動の制約を受けている。そこでは「商談機会を確保できない」「新しい提案活動が難しい」「受注・売上が計画通りに進まない」などの課題に直面している。