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DXが単なる電子化や自動化と混同されている、スキルアップAIが調査

DIGITAL X 編集部
2021年12月24日

DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが、単なる電子化やクラウド化、RPA(Robotic Process Automation)による自動化と混同されている--。こんな調査結果をAI(人工知能)人材育成などを手掛けるスキルアップAIがまとめた。2021年11月16日に発表した。

 AI(人工知能)の人材育成などを手がけるスキルアップAIは、DX(デジタルトランスフォーメーション)が、どのようにイメージされているかのアンケート調査を2021年8月、オンラインで実施した。

 調査では、「DXと聞いて思い浮かべること」3つを自由文で記述してもらい、それをテキストマイニングで統計的に分析することで、単語間の関連度をネットワーク状に図示した。有効回答数は131件である。

 図1は、単語同士の関連度が高い集合を検出し色分けしたもの。緑色がビジネスにおけるイノベーションや変革に関するグループ、赤色はデジタルによる業務の改善や改革に関するグループ、黄色は電子化・クラウド化・RPA(Robotic Process Automation)などに関するグループだ。紫色はデータとAIの活用に関するグループである。

図1:単語同士の関連度が高い集合を色分けしたところ、DXが電子化・クラウド化・自由化と混同されている可能性がみられた

 この分布からは、DXが電子化やクラウド化、RPAによる自動化と混同されている可能性が推察されるという。

 図2は、単語同士をつなぐ最短経路上に位置する単語を重要度が高いとする評価指標「媒介中心性」を表したもの。中心性が高い順に青、緑、黄の色で示している。

図2:単語の「媒介中心性」の高さをを青、緑、黄の順で色分けした。「業務」と「デジタル」の中心性が高い

 これによれば、DXのイメージについては「業務」と「デジタル」が中心で、そこにAIの活用が結び付けられており、DXとAIの結びつきも強くイメージされているとする。

 なお調査結果の分析には、立命館大学の樋口 耕一 教授が開発したテキスト型(文章型)データを統計的に分析するためのフリーソフトウェア「KH Coder」を使っている。