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CX人材の教育プログラム、セガ エックスディーが提供を開始
デジタルサービスにおけるCX(Customer Experience:顧客体験)を設計する専門家を養成するためのプログラムを、エンタテインメント事業を手掛けるセガ エックスディー(SEGA XD)が2021年12月7日に提供を開始した。エンタテインメントおよびゲーミフィケーションのナレッジを取り入れる。同日に発表した。
エンタテインメント事業を手掛けるセガ エックスディー(SEGA XD)の「CX School」は、デジタルサービスを開発する際のCX(Customer Experience:顧客体験)を設計できる人材を教育するためのプログラム。同社が手掛けてきたエンタテインメントおよびゲーミフィケーション/ゲーミファイのナレッジを中核とし、「特色があり、独自の体験価値がある事業/サービスをどのように作っていくのか」を、企画力・設計力・推進力の3つの力を体系的に学べるとする。
カリキュラムは、全13回を約3〜4カ月をかけて実施する予定である。カリキュラムは、受講企業ごとにカスタマイズできる。ゴール設定を変えなければ、準備工数などが変わらないため受講金額は基本的に変更しないという。
目的や用途に合わせた個別講座も提供する。事業の状況や目的に合わせて社員の部分的な能力強化にも対応する。どのような講座が最適かについては、各講座で取得可能なスキルや効果などを案内する。
受講対象者としては、新規事業を企画するチームメンバー、新入社員などの若手、サービス開発運営を担うプロジェクトマネジャー、マーケティングプランを立案するチームメンバーなどを挙げる。
SEGA XDによれば、企業と消費者のいずれものデジタルリテラシーが高まる中、顧客がサービスを通じて得る体験や、その価値やメリットを理解・共感してもらえるかというCXが特に重要になっている。
そのためのデジタル人材へのニーズが高まるなか、外部からの人材調達に加え、自社での人材育成が同時に求められている。同社に対して、様々な企業や各種ビジネスカンファレンス、官公庁などからCXに関連した講演や研修依頼が増えているという。