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生産設備の稼働状況を監視するためのWebアプリ、新東工業が発売

DIGITAL X 編集部
2022年4月11日

生産設備の稼働状況を監視するためのWebアプリケーションを表面処理や鋳造のための技術や装置を提供する新東工業が発売した。設備の稼働状況を可視化し、安定稼働や稼働率の改善につなげられるという。2022年1月11日に発表した。

 新東工業の「設備稼働モニタ」は、生産設備の稼働状況を監視するためのWebアプリケーション。設備の制御装置であるPLC(Programmable Logic Controller)に、データの収集機器「データコレクタ」を接続し、稼働状況に関する情報を収集し、可視化する(図1)。

図1:「設備稼働モニタ」の画面例

 稼働状況として、個々の生産設備の稼働や待機・停止時間を一覧やグラフのかたちで表示する。どの時間帯に何が起こっているかを示すことで現場の改善を促し、ムダな電源投入時間や、待機時間、CO2(二酸化炭素)やエネルギーの削減などにつなげる。

 しきい値や点検タイミングを登録しておけば、それぞれでアラームを発し、設備の異常を知らせたり、計画的な保守の実行を促したりができる。保守に関する履歴や作業手順、対象部品の確認もできる。