- News
- サービス
データ分析のための生成AIアシスタント、米Qlikが2025年第1四半期に日本で提供
2024年8月30日
非構造化データを分析する際に、自然言語ベースでやり取りするための生成AI(人工知能)技術を用いたアシスタントサービスを米Qlikが開始した。日本では2025年第1四半期からの提供を予定する。2024年7月31日に米Qlikの日本法人が発表した。
米Qlikの「Qlik Answers」は、データ分析を自然言語ベースで進めるための生成AI(人工知能)技術を使ったアシスタント機能。PDFやPowerPoint、Webサイトなど従業員が持つプライベートな非構造化データの分析を支援する。同社のBI(Business Intelligence)ツール「Qlik Sense」などに組み込んで使用する。利用者には専門知識や開発/カスタマイズのための工数は求めないとする。
Qlik Answersは回答精度を高めるために、大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)によるテキスト生成に外部情報検索を組み合わせる「RAG」(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)技術を採用している。回答時には出典のデータソースを明示し、回答の信頼性を高める。外部のデータ連携にはQlikが用意するデータ連携コネクターを使う。
英語版の一般提供を2024年7月30日に開始した。日本語版は2025年第1四半期からの提供を予定する。