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AIエージェントを生成できる開発機能、ノーコード開発の印インディカスソフトウェアの日本法人が提供
対話型で利用できるAI(人工知能)エージェントの開発機能を、ローコード・ノーコード開発基盤を提供する印インディカスソフトウェアの日本法人であるインディカスソフトウェアジャパンが2025年1月末から提供する。同社マーケットプレースから適切なエージェントを取り込んだり、完成したエージェントを販売したりもできる。2025年1月14日に発表した。
インディカスソフトウェアジャパンが2025年1月末にリリースする「AIエージェントオーケストレーター」は、対話型で利用するAI(人工知能)エージェントの開発機能(図1)。2024年4月にリリースした生成AI技術を使ったアプリケーション開発機能である「NeoPilot」の新機能として追加する。NeoPilotは、同社のローコード・ノーコード開発基盤「Contineo」の生成AI関連機能の総称だ。
AIエージェントオーケストレーターでは、利用者が入力するニーズなどに合わせて、最適と判断したLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)を選択・提案したり、同社マーケットプレースに登録されている既存エージェントを取り込んだりしながらAIエージェント、あるいはAIエージェントを利用した業務アプリケーションを生成する。
LLMに加え、ベクターデータベースやグラフデータベースなどを対象にしたRAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)技術を使った自社専用エージェントも開発できる。AIエージェントは、テキストのほか、WordやExcel、PDFといったファイルや画像などマルチモーダルを扱える。
NeoPilotが備えるUI(User Interface)デザイナーを使えば、アプリケーションの実行中もUIの追加・変更ができる。エンドユーザーが業務ニーズに合わせてフォームやダッシュボードを追加・改善することもできる。BPM(Business Process Management)デザイナーを使えば、アプリケーションから業務プロセスやワークフローを追加・変更できる。
生成したAIエージェントは、Contineoで開発したアプリケーションと連携させれば、実行結果をデータベースに蓄積することで、常に最新の情報を得られるとする。
インディカスソフトウェアジャパンは今後も、生成AIの技術をContineoに搭載していく予定である。