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データに基づく事業改善を支援するサービス、BIPROGYが開始
2025年7月7日
データに基づく事業改善を支援するサービスをBIPROGYが2025年7月1日に開始した。業務分析などのコンサルティングからデータ分析環境の構築・運用までを支援する。2025年6月27日に発表した。
BIPROGYの「Data&AI Innovation Lab」は、データに基づく意思決定を可能にし、事業の改善サイクルの構築を支援するサービス(図1)。業務プロセスにデータとAI技術を組み込み、生成AI技術を使った事業改善などを可能にする。主にBIPROGYが得意とする小売業を中心に提供し、そこでの知見をもって他業界も展開したい考えだ。外部パートナーと連携も強化する。
Data&AI Innovation Labでは、業務分析や課題の特定、データ活用戦略の策定といったコンサルティングに基づき、データ分析基盤を構築する。そのうえで、同基盤を使ったデータ分析やAIモデルの開発、同モデルの最適化や業務改善サイクルの確立までを支援する。コンサルティングには業界知見を持つコンサルタントが対応。AI技術の活用に向けては業務シナリオのテンプレート(ひな形)を用意する。
BIPROGYによれば、小売りや金融、製造、社会インフラの各業界ではデータとAI技術を使った業務の効率化や顧客体験の向上が求められている。しかし現状では、データ活用やAI技術の利用が一部業務にとどまるなど企業の競争力向上に十分に結びついていない。