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BIツールのレポートやダッシュボードの作成などの支援サービス、CACが開始
BI(Business Intelligence)ツールを使ったレポートやダッシュボードの作成などを支援するサービスをCAC(シーエーシー)が2025年8月19日に開始した。作成後のメンテナンスやスキルアップも支援しデータ活用を後押しする。同日に発表した。
シーエーシー(CAC)の「BIレポート作成・運用サポート」は、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの利用促進を支援するサービス。BIツールを使ったレポートやダッシュボードの作成、スキル向上などを支援し、データ活用を後押しするという。
BIレポート作成・運用サポートは(1)導入、(2)開発、(3)運用、(4)スキルアップの4つの支援メニューを用意する。必要なメニューを組み合わせて利用できる。
導入支援では、レポートなどのサンプルを作成しBIツールの利用イメージを確認できるようにする。利用ガイドラインの作成も支援する。
開発・運用支援では、ヒアリング要件に基づき、データ収集やモデリングを実施しレポートやダッシュボードを開発する。利用開始後もチューニングやメンテナンスにより最新データを継続的に利用できるようにする。利用促進のためのポータルサイトの構築・運用や問い合わせにも対応する。
スキルアップ支援では、分析ツールを利用するための知識や初心者向けのハンズオントレーニングを提供する。
対応するBIツールは、「Power BI」(米Microsoft製)、「Qlik Sense」(米Qlik Technologies製)、「Tableau」(米Salesforce製)の3種。ニーズ応じて拡充・変更していく予定である。
CACによれば、データ活用に向けては「スプレッドシートでデータを集計・分析している」「分析ツールを導入したが活用し切れていない」などの課題を抱える企業もある。BIツールの利用にはノウハウの蓄積やレポートの改善、人材育成が必要になる。