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自然言語による指示でダッシュボード生成やデータ分析ができるBIツール、ウイングアーク1stが提供へ

DIGITAL X 編集部
2025年10月23日

生成AI(人工知能)技術を使い自然言語による指示でダッシュボード生成やデータ分析ができるBI(Business Intelligence)ツールを、ウイングアーク1stが2025年12月20日から提供する。既存ツールに機能追加した。2025年10月15日に発表した。

 ウイングアーク1stは、同社のBI(Business Intelligence)ツール「MotionBoard」に生成AI(人工知能)技術を搭載したクラウドサービス「MotionBoard Cloud」を2025年12月20日から提供を開始する。先行してプレビュー版の提供を始めている。パッケージ版も順次用意する。今後は同社の全製品に生成AI技術を搭載する方針だ。

 MotionBoard Cloudでは「AIウィジェット」を用意し、自然言語による指示でダッシュボード画面を生成できるようにする(図1)。1画面当たりの開発時間は従来の半日程度から最短10秒にまで短縮できるとしている。入力フォームを含む画面や業務用アプリケーションも生成できるという。

図1:生成AI技術を搭載する「MotionBoard Cloud」におけるダッシュボードの画面例

 ほかにも、チャートの変更やインサイト分析などの実行や、テキストや図版などの非構造化データを取り込んでの分析など、業務担当者によるデータ活用を支援できるとしている。

 MotionBoard Cloudの利用料金は10ユーザーで6万円(税別)から。2026年度に500社への導入を目指す。