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保険募集人が商談を練習するための生成AIサービス、Finatextが提供開始

DIGITAL X 編集部
2026年1月28日

保険募集人が商談の進め方を練習するための生成AI(人工知能)サービスを、保険営業向けサービスを手掛けるFinatextが発売した。生成AI技術が生成する仮想顧客を相手にしたロールプレイによる練習ができるとする。2026年1月23日に発表した。

 保険営業向けサービスを手掛けるFinatextの「Finatext AI 営業アシスト -AIロールプレイング-」は、保険募集に当たる営業担当者が商談を練習するためのロールプレイングサービス(図1)。生成AI(人工知能)技術で生成する仮想顧客を相手に、対話型で営業活動を演習できる。マニュアルを丸暗記するのではなく、顧客の反応に合わせるための対話力を養えるという。

図1:「Finatext AI 営業アシスト -AIロールプレイング-」の演習画面の例。仮想顧客のプロフィールなどが設定できる

 Finatext AI 営業アシスト -AIロールプレイング-は、保険業の知見に基づく複数のシナリオを標準搭載する。シナリオでは、顧客のペルソナや推奨商品、評価基準(採点ロジック)を設定でき、組織として定着させたい成功パターンを学習できるとする。演習後には、ロールプレイングの内容を採点・評価するとともに、改善ポイントを提示する(図2)。

図2:採点・評価(左)と改善ポイント提示(右)の画面例

 本サービスはFinatextが運用するクラウド基盤から提供する。同基盤は、サイバーレジリエンスとガバナンスを備え大手金融機関への導入実績があるという。今後は、保険業務を対象にしたAI関連サービスを開発したい考えだ。

 Finatextによると、保険業界では商品の多様化やコンプライアンス対応の高度化が進む一方で、労働人口の減少による採用難や育成リソースの不足が深刻化している。また金融業界では、生成AI技術の導入が進む中で、既存業務への導入だけでは限定的な効果しか得られず業務プロセスを見直す必要性が高まっている。