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不動産業が自社データを外部に出さずにAIシステムを内製するための支援サービス、estieが開始
2026年2月25日
不動産業者が自社データを保護しながらAI(人工知能)システムを内製するための支援サービスを、不動産関連データベースを運用するestieが開始した。企業内にセキュアな開発・実行環境を構築し、自社のデータやノウハウの流出を防ぎながらAIシステムを開発できるようになるという。2026年2月20日に発表した。
不動産関連データベースを運用するestieの「不動産AI内製化支援」は、不動産業者がAI(人工知能)システムを内製するための支援サービス(図1)。自社データを管理する基盤からAIモデルの開発・運用などを可能にし、自社のデータやノウハウの外部流出を防ぎなら、AIシステムを使った競争優位性の獲得につなげられるとする。
不動産AI内製化支援ではまず、自社専用のデータ基盤を構築する。自社データのほか、estieが提供する不動産データやオープンデータを統合する。データ基盤の運用では、データの分離管理やAIモデルでの学習利用の禁止や、シングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)などによるアクセス統制、第三者認証に基づく運用など、estie自身が不動産データ基盤を構築・運用してきたノウハウを提供する。
その基盤上でAIモデルを構築し運用する。AIモデルとしては、estie構築してきた賃料や取引価格、賃貸面積需要、資本化率(Capitalization Rate)、テナント移転などの予測モデルを用意するほか、不動産の慣習・ノウハウを適用したAIエージェントなども、ひな形として提供する。使いやすいUI(User Interface)も提案するとしている。
estieによると、不動産業界ではAI技術の導入が進む一方で、データやノウハウの外部流出や、データ統合の工数とコスト、局所的な活用などが課題になっている。
