- News
- 製造
工場のデータを集約し可視化・分析するための基盤サービス、クラスメソッドが開始
工場内のデータを集約し、可視化や分析するためのデータ基盤サービスを、クラウドインテグレータークラスメソッドが開始した。スマートファクトリー化を支援し、人手不足やデータ活用の遅れといった課題の解決を図るとする。2026年3月13日に発表した。
クラスメソッドの「Classmethod SmartFactory AI Base」は、工場内のデータを集約し、可視化や分析、AI(人工知能)アプリケーションの利用を可能にするデータ基盤サービス(図1)。現場に点在するデータを集約し、サイロ化の解消につなげて工場全体でのデータ活用を支援する。
Classmethod SmartFactory AI Baseは、(1)SmartFactory Stream、(2)SmartFactory Timeline、(3)SmartFactory DNA、(4)SmartFactory Meister、(5)SmartFactory Senseの機能からなる(図2)。
Streamが、工場内の機器やセンサーからデータを集約し一元管理する。対象データには、機器データのほか、シフトスケジュールや保全記録、性能分析結果、環境、品質メトリクス、在庫、生産スケジュールなどを含む。
一元管理するデータはTimelineにより工場の動きを時間軸で可視化する。計画や調整、障害発生時などに、データ間の因果関係を明確にすることで多角的に状況分析ができるとする。
DNAは、熟練工の暗黙知をAI技術によって形式知化する機能で、技術継承を支援し、業務の属人化の解消につなげる。Meisterは、各種データを学習したAIモデルにより、現場やコンタクトセンターなどのスタッフからの自然言語による質問に対し、対話形式で回答する。
Senseは、データをAI技術で解析して故障を予知し、予兆保全や予知保全の実現を支援する。
利用契約後、データの収集からダッシュボードの設定までを約1カ月で実施するとしている。期間はセンターなどの台数や画面構成により変動するという。
クラスメソッドによれば、製造業では人材不足により技術継承が困難になり、業務が属人化しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)による解決が急務になっている。しかし、データが未収集だったり点在したりしておりDXを進めるための基盤が整備されていないケースがある。

