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自然言語で業務システムやアプリの初期案作成を支援するAIサービス、karufukaが開始

ANDG CO., LTD.
2026年6月18日

自然言語による指示から業務システムや業務アプリケーション開発の要件整理やプロトタイプの作成を支援するAI(人工知能)サービスを、AIシステムの開発を手掛けるkarufukaが2026年5月21日に提供開始した。画面構成やデータ構造、バックエンド処理の初期案を生成し、PoC(Proof of Concept:概念実証)や業務システム開発に向けた検討を支援する。同日に発表した。

 karufukaの「majikaruAI」は、Webアプリケーションや業務システムの要件整理やプロトタイプ作成を生成AI(人工知能)が支援するサービス。システム開発の専門知識を持たない担当者でも、実現したい業務内容や要件を自然言語で入力することで、初期案をを生成できるという。

 majikaruAIでは「社内の人材管理システムを作りたい」「問い合わせをAI技術で要約し、対応履歴を管理したい」「申請業務をWebアプリ化して、承認フローと進捗状況を管理したい」などの要望を文章で入力する。AIエージェントが内容を基に、画面構成のUI(User Interface)や、データ項目、バックエンド処理の初期案を生成する。

 生成した内容に対しては「画面構成をシンプルにしたい」「管理者用の一覧画面を追加したい」「検索条件を増やしたい」といった指示を自然言語で与える。AIエージェントが内容を反映しながら、画面構成や機能案を見直す。利用者は画面設計書や要件定義書を作成することなく、対話を重ねながら業務やシステムの要件を具体化していけるとする。

 業務アプリで利用頻度の高い顧客管理、案件管理、問い合わせ管理、承認ワークフローなどの機能については、必要なデータ構造や処理の流れを整理しながら設計を支援する。加えて、問い合わせ対応や文章要約、社内ナレッジ活用などに利用するLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)の組み込みを想定した原案の作成にも対応する。

 本番運用に向けては、アプリーケションのデプロイ、ホスティング環境の構築、ドメイン設定、既存システムとの連携といった工程が必要になる。karufukaは、majikaruAIで作成した初期案を基に、本番開発やシステム構築についても支援する。事前にたたき台を整理することで、開発会社との要件共有や開発工程での打ち合わせの精度を高められるとする。

 karufukaによれば、業務改善のアイデアを短期間で検証したいというニーズはある一方で、業務要件をシステム仕様に落とし込むための知識や人材が不足している。PoC(Proof of Concept:概念実証)を実施する際も、開発会社への発注や要件整理などが障壁になってきた。