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ランサムウェアを想定したインシデント対応をAIとの対話で訓練するサービス、BBSecが開始
ランサムウェア感染を想定したインシデント対応を、AI(人工知能)技術との対話を通じて学ぶ訓練サービスを、ブロードバンドセキュリティ(BBSec)が2026年7月16日に提供開始した。情報システム部門の新任担当者や業務との兼務担当者らが、初動対応時の判断やエスカレーションの流れを個人単位で繰り返し学べるという。同日に発表した。
セキュリティサービスを手掛けるブローバンドセキュリティ(BBSec)の「インシデント対応訓練シミュレーター」は、CSIRT(Computer Security Incident Response Team:コンピューターセキュリティインシデント対応チーム)や情報システム部門の新任担当者、兼務担当者などを対象に、ランサムウェア感染のインシデント対応をAI(人工知能)技術との対話形式で訓練するサービス。対応時の判断やエスカレーションの流れを個人レベルで習得できるとする。
新サービスでは、ランサムウエア感染を想定したシナリオを基に、提示されたインシデント状況に対して考えられる対応方針や判断を入力する。その内容に対して、フィードバックや改善アドバイスを返す。利用者は、初動対応で重視すべき観点や、関係部門へのエスカレーションの流れを学習できる。
訓練内容は、担当者が基礎知識を身に付けるための用途に加え、インシデント対応手順書を整備した後の実践イメージの定着にも役立てられるとする。本格的な集合訓練や、ワークショップを実施する前の論点整理などへの活用も想定している。
同サービスは、BBSecがセキュリティ監査・コンサルティングサービスの利用企業向けに提供する情報セキュリティ管理支援ツール「リスク管理ポータル」から利用する。同ポータルでは、各種コンサルティングサービスや、自己問診型のリスクアセスメントサービスを提供してもいる。
BBSecによると、企業のインシデント対応では、断片的な情報と限られた時間を基に判断を下し、関係部門との連携により被害拡大を防ぐ初動対応が重要になる。迅速に判断を下すには、手順書の整備だけでなく、関係者が実際の判断や連携を訓練しておくことが重要となる。
一方で、集合型訓練やワークショップはシナリオ作成や事前準備、関係者の日程調整の負担が大きく、実践的な訓練機会を継続的に確保しにくい企業も少なくない。