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英Jaguar、アイルランドに研究開発センターを新設しソフトウェア開発者を150人採用へ

DIGITAL X 編集部
2018年2月7日
Jaguar Land Roverが2018年中にシャノンに開設するソフトウェア技術開発センター

英自動車メーカーのJaguar Land Roverは、アイルランドにソフトウェア研究開発センターを新設する。EV(電気自動車)や自動運転車などのためのソフトウェア開発体制を盤石なものにするのが目的で、現地の優秀な人材を採用する。2018年1月15日に発表している。

 英Jaguar Land Roverのソフトウェア研究開発センターが置かれるのは、アイルランド西部のクレア州シャノン(Shannon)。米Intelや米SymantecといったIT関連企業が拠点を置いており、Jaguarが必要とする人材を確保しやすいと判断した(図1)。現地の研究者150人を雇用する計画である。

 Jaguarは2018年中に、同社としては初のEV(電気自動車)となる「Jaguar I-PACE」を発売する予定など、欧州の自動車大手同様に、EVと自動運転車の開発に力を入れている。そのため、AI(人工知能)分野での開発経験が豊富なソフトウェア技術者を常に求めている。新設するソフトウェア技術開発センターでJaguarは、EVと自動運転、および高度運転支援に関係するソフトウェア技術を研究する予定である。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名英Jaguar Land Rover
業種製造
地域アイルランド・クレア州シャノン
課題電気自動車や自動運転車を支えるソフトウェア技術に対応できる開発者の確保が難しい
解決の仕組み必要な人材を確保するためにIT関連企業が集積している場所に研究拠点を設立する
推進母体/体制Jaguar Land Rover
採用している製品/サービス/技術新設の研究開発センター
稼働時期2018年中