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ベネッセコーポレーション、「進研ゼミ」の学習用タブレットにAIによる対話機能を搭載

DIGITAL X 編集部
2018年6月20日

ベネッセコーポレーションは、通信講座の補助教材として配付ししている学習用タブレットにAI(人工知能)を使った対話機能を導入する。AIエンジンを開発するSELFが2018年6月1日に発表した。

 ベネッセコーポレーションは通信講座「進研ゼミ中学講座」の補助教材として会員に配布しているタブレットに、AI(人工知能)技術を使った受講者との対話機能を導入する(図1)。受講者との対話内容に合わせて、学習を続けるべき理由や問題点・改善点を受講者に説明し、納得・理解させたうえで学習に向かわせる。

図1:ベネッセコーポレーションが「進研ゼミ中学講座」の受講者に配布するタブレットと対話画面の例

 また、学習を継続できている受講者には、目標を可視化したうえで、目標に向けた努力を認め褒める。受講者に自身の成長を実感させることで、学習を長期的に継続できるようにする。

 採用するAI技術は、コミュニケーションのための機械学習技術を開発するSELFが開発したもの。スマートフォン用アプリ「SELF」に搭載した技術で、同アプリは2年間で50万件以上ダウンロードされ、利用者と3億超の対話を交わしているという。

 ベネッセは2017年の夏と冬の休校期にSELFの技術を試験的に導入。AIを組み込んだアプリケーションの起動率と活用率が高かったことから本格導入を決めた。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名ベネッセコーポレーション
業種教育
地域岡山市
課題1人で取り組むことになる通信教育における学習の継続率を高めたい
解決の仕組み受講者との対話を通して、1人ひとりに適したメッセージで受講の継続をうながす
推進母体/体制ベネッセコーポレーション、SELF
活用しているデータ受講者とのオンライン対話データなど
採用している製品/サービス/技術対話型AI技術「SELFのコミュニケーションAI」(SELF製)
稼働時期2017年の夏休みと冬休みに試験的に導入、2018年から年間導入