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明治安田生命、収支分析などの効率化に向けてAIの「DataRobot」を導入
2018年9月27日
明治安田生命は2018年下期から、保険商品の収支分析といった業務の効率化に向けて、米DataRobotの「DataRobot」を導入した。システムは新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)が構築した。2018年9月12日に発表した。
機械学習の自動化を図る「DataRobot」を導入するのは、国内大手生保では明治安田生命が初めてという。
明治安田生命では、DataRobotの導入に先立って実証実験を実施した。(1)保険商品における収支分析、(2)個人営業分野でのマーケット分析、(3)顧客からの問い合わせ内容の分析、(4)資産運用におけるマーケット分析の4分野を対象にした。結果、業務の効率化に有効と判断した。
今後は、実証した4分野に限らず、さまざまなビジネス上の課題解決にDataRobotを利用する予定である。
DataRobotは、ブラウザーの画面でデータをドラッグ&ドロップするだけで機械学習モデルを構築できるシステム。モデルを自動的に学習するため、専門知識がなくても機械学習によるデータ分析が可能になるとしている。
企業/組織名 | 明治安田生命保険 |
業種 | 金融・保険 |
地域 | 東京都千代田区 |
課題 | 複雑で手間がかかる業務の効率化を図りたい |
解決の仕組み | 誰でも簡単に使える機械学習自動化システムを導入する |
推進母体/体制 | 明治安田生命保険、新日鉄住金ソリューションズ、米DataRobot |
活用しているデータ | 保険商品の収支データ、営業データ、顧客からの問い合わせデータ、金融市場のデータなど |
採用している製品/サービス/技術 | 機械学習自動化システム「DataRobot」(米DataRobot製) |
稼働時期 | 2018年下期から |