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ヤフオク!、宅配便ロッカーによる発送受付をヤマト運輸との提携で可能に

DIGITAL X 編集部
2018年10月11日

ネットオークションの「ヤフオク!」が、落札された商品の発送を宅配便ロッカーを使って24時間365日いつでも受け付けられるようにした。ヤマト運輸と提携し、全国3000カ所以上にある「PUDOステーション」を利用する。ヤフーとヤマト運輸が2018年9月20日に発表した。

 ヤフーとヤマト運輸は2018年8月に提携し、ネットオークション「ヤフオク!」のための配送サービス「ヤフネコ!パック」を開始した。発送元と配達先のいずれもを匿名で配送するサービスなどを提供する。今回、新サービスとして、宅配便ロッカーを利用したサービスを追加する。

 新サービスでは出品者はまず、配送方法として「ヤフネコ!パック」を選択。落札後、落札者から支払い完了の連絡を受け取ってから、ヤフオク!の「取引ナビ」で2次元コードを発行する。

 その後、宅配ロッカーの「PUDOステーション」に向かい2次元コードをかざした後、PUDOステーションの画面で配送日や配送時間帯などを指定し、ボックスに荷物を入れれば発送手続きは完了する。荷物はヤマト運輸が集荷し、配送先に届ける(図1)。

図1:「PUDOステーション」に2次元コードをかざし、ボックスに荷物を入れると、ヤマト運輸が集荷して配達する

 「PUDOステーション」は、ヤマトが49%出資するPackcity Japanが展開する宅配ロッカー。日本全国3000カ所以上に設置されている(図2)。24時間365日いつでも荷物の発送や受け取りができる。

図2:Packcity Japanの宅配便ロッカー「PUDOステーション」。日本全国3000カ所以上に存在する

 PUDOステーションはこれまで、荷物の受け取りにしか利用できなかった。今回から商品の発送にも利用できるようにした。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名ヤフー
業種サービス
地域東京都千代田区
課題「ヤフオク!」利用者の発送作業を容易にしたい
解決の仕組み24時間365日無人で稼働している宅配便ロッカーで荷物を受け付ける
推進母体/体制ヤフー、ヤマト運輸、Packcity Japan
活用しているデータ発送元、配送先などのデータ
採用している製品/サービス/技術宅配便ロッカー「PUDOステーション」(Packcity Japan製)
稼働時期2018年9月19日