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ちば興銀、Web照会の利便性向上と業務効率化に向けAIチャットボットを導入へ
2019年8月21日
千葉興業銀行(ちば興銀)は、公式Webサイトにおける顧客からの照会への対応業務に、AI(人工知能)を用いたチャットボットを2019年10月に導入する。顧客の利便性向上と行員の業務効率化を図る。発表は2019年6月10日。
千葉興業銀行(ちば興銀)が導入する「Collam(コラム:Chatbot of learning like a magic trick)」は、顧客からの質問に回答するAI(人工知能)技術を使ったチャットボットシステム。公式Webサイトにおいて2019年10月からサービスを開始する予定だ。
顧客は取引についてチャット形式で容易に問い合わせができ、行員の回答業務の効率化も期待する。2018年から当日振込を24時間365日扱い始めており、深夜帯の照会にも対応できる。
Collamでは、文章をAIで解釈し、状況に応じた回答を返す。学習にもAI技術を使うことで、学習に必要なデータをシステム自身が生成したり、どのデータを登録すれば良いかを管理者に示唆したりができる。
Collam は、ITサービス事業者のJSOL がPaaS(Platform as a Service)として提供するサービス。三井住友銀行が日本マイクロソフトと共同開発したAIチャットボットエンジンを、米Microsoftのパブリッククラウド「Microsoft Azure」上でJSOLが製品化した。
企業/組織名 | 千葉興業銀行 |
業種 | 金融・保険 |
地域 | 千葉市(本店) |
課題 | オンラインサービスの24時間運用などもあり、公式Webサイトでの照会業務における顧客の利便性向上と業務効率化を図りたい |
解決の仕組み | AIチャットボットを導入する |
推進母体/体制 | 千葉興業銀行、JSOL、三井住友銀行、日本マイクロソフト |
活用しているデータ | 照会対象データ、システム自身が生成する学習データなど |
採用している製品/サービス/技術 | AIチャットボットサービス「Collam」(JSOL製)、パブリッククラウド「Microsoft Azure」(米Microsoft製)など |
稼働時期 | 2019年10月(予定) |