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ユニクロとジーユー、画像認識でお薦めの着こなしを表示するオンライン販売用スマホアプリ「StyleHint」を公式投入

DIGITAL X 編集部
2019年11月20日

ユニクロとジーユーは2019年10月24日、画像認識により着こなしをお薦めするスマートフォン用アプリケーション「StyleHint」を公式にリリースした。類似アイテムをその場で購入もできる。2019年8月20日から試験運用していた。同日に発表した。

 ユニクロとジーユーが公式にリリースしたのは、着こなしをお薦めするスマートフォン用アプリケーションの「StyleHint」。画像認識機能を持ち、利用者が手持ちの洋服などを撮影すると、世界中のインフルエンサーや他の利用者などが投稿した写真から、お薦めの着こなしを検索し表示する。

 利用者が投稿した、お気に入りの着こなしの写真は画像認識により自動で、ユニクロやジーユーの商品などがタグ付けされる(図1)。そのため写真に写っている商品や類似商品は、同アプリからオンラインストアにアクセスし購入できる。

図1:着こなしの画像検索ができる「StyleHint」の画面例など

 StyleHintの開発においては、Google Cloud Platform(GCP)が提供する画像解析サービス「Google Cloud Vision API」を利用している。ユニクロなどを運営するファーストリテイリングは、GoogleとGCPの活用で提携を結んでいる。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名「ユニクロ」「ジーユー」(いずれもファーストリテイリングのブランド)
業種流通・小売り
地域山口市(ユニクロ本社およびジーユー本社)、東京都港区(ユニクロ東京本部)、東京都江東区(ユニクロ有明本部およびジーユー本部)
課題商品購入をうながすために、利用者の好みのコーディネート例など薦めたい
解決の仕組み画像認識・画像検索により利用者の好みに合わせてインフルエンサーや他の利用者のコーディネート例を提示する
推進母体/体制ファーストリテイリング、米Google
活用しているデータ衣類のコーディネート例を写した写真、商品情報
採用している製品/サービス/技術画像解析サービス「Google Cloud Vision API」(米Google製)
稼働時期2019年10月24日